本来、いくつかの料理を除いては、季節を楽しみながら、お祝いするのに余り難しく考えない方が良いと思います。
下記のURLページ等は、参考になるように思います。
本来、いくつかの料理を除いては、季節を楽しみながら、お祝いするのに余り難しく考えない方が良いと思います。
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お雛様は、赤ちゃんの身代わりですから、一年一年の赤ちゃんに纏わり付く好くないものを撫でモノとも言いますが、触ることで、移し替わ
ってもらいます。そのため一念一念赤ちゃんは、すくすくと成長できるようにとお願いしているおまつりです。
もうひとつ、お雛祭りの中には、予祝という考え方があります。
これは、幸せは、急に来てくれるものではなく、先にお祝いを重ね準備をして、初めて手に入れられるものだという考え方です。
そして、お雛様を、しあわせにすることが赤ちゃんの幸せにつながると考えあられています。
そのため、雛飾りは、おひなさまを幸せにするためのお願いを飾ります。
だから、赤ちゃんの一年一年の無事成長と、将来の幸せを実現すべく雛飾りに託し、毎年神様にお願いするお祭りを重ねているのです。
もちろん、お雛さまを、毎年出していただかないとお雛さまがかわいそうだというのも、大事な感覚で、せっかく祖父母や、ご自身達で、
用意して頂いたお雛様をその子の身代わりとして大切に飾っていただきたいと思います。
3月3にやれば、良いわけですが、現代の生活様式の中では、人も集めにくいと思います。
お祝い事は、期日より早くというのが一般的かと思いますので、休日などを利用してお祝いの席を考えていただいたらよいと思います。
昔の暦と今のカレンダー季節感に対するずれを考えるとむしろ、いつ行うかより、思いを込めて行うことが重要と考えます。
値段に関しては各社多様で大きく幅がありお答えが難しいのですが、参考に上げさせて頂きます。
なんでもいいからというお客様、海外製品や、お土産品みたいなものもあるようで、ケースに入れて数万円というものがあります。ネットや、量販でご購入をお考えの場合このランクのお雛さまが該当すると思います。
次に、お祭りの意味や、こだわりもあるけれどスペースががないというお客様の場合。
親王飾りで、10万がらみから20万程度の品物が一般的に該当しますでしょうか。小さくても木目込みや、上質の素材を使ったおひなさまの場合は、もう少し上まで行きます。
スペースは、確保でき、3段や、5段や、7段というお客様30万から40万の上でしょうか人形の素材付属品の素材や仕上げなど際限なく数100万する品物もございます。
20万から30万の間も3段飾りなど様々な企画の商品がご用意できると思います。
お客様のご予算と商品が合致するようできるだけご要望に沿った組み合わせをお作りしています。
お雛飾りを置く場所についての質問です。
昔でしたら迷わず、床の間と申し上げる所ですが、現在の住宅事情を考えると床の間のない家も多く、もっと言えば和室もないお家も多いようですので、どこが良いとは、言いにくいので、何処においたらいけないのかをご説明します。
お人形に関わらずですが、直射日光が当たる場所は、傷みが早くなったりむらやけの原因となりますので、良くありません。
また暖房乃直接あたる所や、湿気など多い所、埃の多い所など常識的に良くないのでは、と思う所は、避けたいものです。
そういった条件を避ければ、後は、見栄え良く飾れれば良いのかと思います。一年中飾っておくものでは、ありませんので、その時だけ良い場所を用意して頂ければと思います。
全国的におひな祭りは、毎年行われています。
該当者がご自分たちで、やるかやらないかという事になるのかと思いますが、
新生児がお生まれになって初節句を行う、赤ちゃんが大きくなってお母さんになってそのお子さんのために初節句をやって頂く、こんな繰り返しの中雛まつりは、行われております。
お母さんのお雛さまと赤ちゃんのお雛さまと一緒に飾る事は、理想ですし、それにお祖母さんのお雛様など一緒に飾れたら、すばらしいと思います。
ただ現実としては、保管しきれない、飾る場所が用意できないなど問題があるようです。
お内裏様と並ぶ対雛の願いは、幸せな結婚です。
そこで、この期を機会に供養されるなどという方法はあると思います。
許されるなら、お母さんのお雛様の一部だけでも残して飾って頂けたらとは、思いますが・・
最近耳にするのが、お母さんのお雛さまがあるのでそれを使おうと思うが、どうかという質問です。
お母さんは、幸せに結婚して赤ちゃんに恵まれました。その幸せを引き継いでいきたいという理論のようですが、先ずお雛まつりについて申し上げます。
本来,
お雛さまは、赤ちゃんの身代わりとなって赤ちゃんにまとわりつくに良くない事を代わって受ける器のような役割の人形です。
赤ちゃんがお雛さまに触る事で、厄災を移して、封じ込めてもらうの形代の意味です。
皆さんが子供のころ汚いものを触ったり踏みつけてしまった時、友達にタッチする事で、「自分は、きれいですよ」という悪ふざけをやられた経験があるかと思います。
別段誰かに教えてもらってそのようなことをしたのでは、ないと思います。
日本人の中にある不思議な感覚ですが、いかがでしょうか?
いわば、赤ちゃんの代わりに汚される事で赤ちゃんを清浄に育っていってもらおうとするのがお雛様です。
だから私のお雛様なのです。汚れをしまっておく器は、自分の物としてあまり人に貸さないのが日本的ではないでしょうか?
もう一つ申し上げると、お雛さまを毎年かざって頂いているわけですが、そこには、予祝という考え方がありまして、毎年お祝いを重ねて行く事でやっと幸せは来るものだと信じられてきました。
そこで毎年お祝いの折、幸せを願う形として雛飾りが表現され発展してきました。
たとえば、お内裏様は、お雛様のお婿さん、お雛さまは、赤ちゃんの代わり(分身)ですから、赤ちゃんとお内裏様は、赤い糸で結ばれた人、結婚して子供を授かれば、赤ちゃんが誕生した時に願っていた、幸せがやっと来た瞬間であり、お雛さまがお母さんにお内裏様がお父さんになった瞬間ともいえましょう。日本的な考え方では、他の人に貸さないのが普通なのかと思います。
宗教では、ありませんので、こうしなければいけないという事は、申し上げません。ただ我々が祖先から引き継いできた考え方や感覚の中に、「私のお雛様」は、他人に貸すようなものではないと、言われているように思えます。
結婚したからといってお雛様の役割が変わるわけでは、ないのですが、一つの区切り、整理する機会となる事は、止む得ないでしょうか?
新居は、借り住まいで狭くて飾れない、その上赤ちゃんが生まれたらお母さんのを飾っておくスペースは、とれないなど、仕方ないのですが、
ただ、祖父母の思いのたくさん詰まったお雛人形、お二人だけでも残して、飾って頂きたいと思います。
雛人形の元々は、お祓いの具ですから、いつまでという事は、ありません、一生お付き合い頂きたい品物です。
ですが住宅事情など飾りつづけることが困難になる場合、雛祭りのもう一つの意味,
雛飾としては、無事成長と幸せな結婚が強くお願いされています。この祖父母から赤ちゃんへの思いを願いを一区切り達成されたと見るのが結婚式なのかと考えます。
ですから、ご結婚を期に供養される事も仕方ないのかと考えます。
この日、結婚式でお客様にお披露目などというのも良いのでは、ないでしょうか?
祖父母の有難い思い普段は、人様に見て頂く機会もありませんので、
お雛様の処分については、皆さん普通の物とは、違うのでゴミに出せないとおっしゃいます。
お子さんの厄災を代ってもらったお人形の処分ですから、魂抜きをしてから処分する人形供養
が一般的です。
お住まいの地域の人形店や、人形業界の各団体にお問い合わせいただくのが良いかと存じます。
ちなみに佐野人形協会では、
10月第2日曜日を人形感謝祭として唐澤山神社三の丸にて行っております。
時間は、9:00~11:00の間が受付11:00から供養式を行います。護摩木にてお焚き上げをした後お人形を処理いたします。
当日の受付時間も短いものですから、事前受付を行っております。
当店でも、営業日でしたら、お預かりしておいて、代理にて供養いたします。
佐野人形協会規定により
供養料5000円(数には、関係ありません)
護摩木に供養者のお名前をいただき品物と一緒にお預かりし護摩木の焚き上げによって
神職の祈祷を受け供養していただく方法をとっております。
付属のケースやお道具などは、お預かりできません
こけしやぬいぐるみなど他民芸品などは、受け付けておりません。
お雛様の保管で気を付けたい事
1、お顔は傷つきやすいので柔らかい紙で包んでください。
2.一年間箱の中である程度密封される状態かと思います。乾燥させてからおしまいになるようお願いします。
3.湿度の低い所に保管ください。
4.衣裳の振りが崩れたりしないように空間をとってお仕舞い頂きたい。
5.以上の4点を気をつけて頂けば、そんなに簡単に壊れるものでは、ありませんので、安心してお取り扱いください。
6.もしトラブルが起きたら、買ったお店に修理等ご依頼いただくと良いと思います。一般に修理では、低料金で行ってくれると思います。
7.そういう対応については、お買い求めの際ご確認ください。
いつ出したらよいかについて、いろいろなことを言う方がいますが、明治の改暦で暦という文化に沿っての行事としては、ずれているのが現状だと思います。
たとえば、雨水の日に飾ってという意見、今のカレンダーにあてがわれた24節気の日頃感としては、良いと思うのですが、昔から雨水に雛飾りをするものだったと錯覚されるとまずいように思います。
一番無難に相違のない所としては、節分過ぎに飾るというのがよいと思います。
期間のぎりぎりを言えば、お祭りだから、節句の一週間ぐらいまでに飾ればよいという事のようですが、余り厳重にせず毎年出しでいただきたいと思います。
それと少し長めに飾っても楽しむ時間としてよいように思います。
しまうのは、できるだけ早くですが
おひな祭りは、お家の中で行う女児のための小さなお祭りです。
赤い毛氈を敷きその上に雛飾りを置きお供え物をして、神様に来てもらい赤ちゃんの無事成長と、将来の幸せを願う為の物です。
お雛さまは、赤ちゃんの身代わりになって、赤ちゃんの厄災をひきうけてくれるものですので、赤ちゃんに触らせて下さいそうする事で、おまじないですが赤ちゃんにまとわりついたものを代わってらいます。
もう一つ大事なのは、直らいの考え方です。
赤ちゃんに愛情の深い人たちで集まって食事会をしてあげて下さい。
おひな祭りのお祝は、お家の中に神様に来て頂いてお願い事をするための物神事には、直らいが付き物で、食事会を開いて頂く、集まって頂いた人たちには、食事をふるまい、引き物をお渡しする。
お祝いを頂いた人たちを、お招きし御馳走して、引き物をする。
これが初節句の基本形かと考えます。
現代のように親族の集まりでのお祝いでは、どこからが祝う側で、どこからが祝いを受ける側かの線引きも難しいと考えます。祖父母が孫のお祝いの準備をしてくれているわけで、両親が主導で、お祝いを行う場合、食事会の準備をして、お祝いの引き物をお渡しすれば、良いのでは、ないかと思います。
お祝いに呼べず、お祝いを頂いた方には、内祝いで、半返しが相場なのかと思います。
昔は、嫁ぐ側のお家で用意して頂くのが常識だったようです。
これは、長い間、農業国家だった日本そして戸主制をとっていた事によるのではないかと考えております。
本家や分家、新家など結婚をした息子たちに農地や家を分け与えるのが、当たり前に行われており、行って見れば、嫁がれる側がそれだけの大きな財産を用意してあげるのだから、赤ちゃんの誕生に関するお祝い事は、嫁ぐ側で用意します。という事だったように思います。また今のように自由に実家に帰る事などできにくい時代だったでしょうから、お祝い品を持って、尋ねる事で、一人嫁いで行った娘を気遣う機会だったとも思われます。
現代では、各家族化が進み嫁ぐという意識も薄くなっていると思いますし、一方が大きな財政支援をしているとも限りません。
慣習を大事に考えるのも一つのやり方だと思いますし、現代にあった方法で行うののもよいかと思います。
誰が買うのか
まだまだ、嫁いだ側のご両親というケースが多いように思います。
嫁がれた側のご両親が自分の気に入った物を購入したいというケースもございます。
最近は、ご両家で折半などというケースもございます。
中には、親代わりの叔父叔母などというケースもあります。
一般には、赤ちゃんの祖父母や両親という事になると思います。赤ちゃんに愛情を注ぐ皆さんでご相談され、納得が行く形で買って頂ければと思います。
お歳暮という事で本来相手が無事に新春を迎えてくれるようにとの気遣いで上げるものですので、
お祝い金として渡すことも悪くないかと思いますが、
昔から続く意味のある習慣ですので、【お子さんを守る】という趣旨から
是非とも正月飾りを送ることをお勧めいたします。
正月になればお年玉など現金を渡す機会もあるかと思いますので、
その際は、思いっきり奮発してあげてください(笑)
お雛さまは、赤ちゃんの身代わり赤ちゃんにまとわりついた厄災をお雛さまに代わってもらおうという考え方が一つ。
もともと平安時代よりのお祓いの文化
もう一つは、赤ちゃんの身代わりであるお雛が幸せである状態に飾る事で、将来赤ちゃんがそのような幸せに恵まれるという考え方が一つ。
室町から江戸時代になって赤ちゃんの幸せを願う節句文化
この二つの考え方が、毎年おひな祭りをしてきた理由
平たく言えば、赤ちゃんの無事成長と将来の幸せを願うから行われているという事だと言えます。
緑色の意味は、ヨモギの色を意味しています。
ヨモギは、毒消しの作用があることから清浄な色として考えられました。
そこで端午の節句、五月人形飾りは節句の行事の一つですから、
お家の中にお供え物をして神様に来てもらいお願い事をするというのが大前提で行われております。
そこで神様に来てもらう神聖な場所をお家の中に作るため緑色の敷物をしています。
赤という色には、魔よけの意味があると言われております。神社仏閣でも赤い色をした柱などご覧になったことがあると思います。
雛まつりは、節句の行事の一つですから、お家の中にお供え物をして神様に来てもらいお願い事をするというのが、大前提で、行われております。そこで神様に来てもらう神聖な場所をお家の中に作るため赤い敷物をしています。
端的に申し上げます。羽子板のプレゼントは、暮れに赤ちゃんにしてあげる送り物でお歳暮と書きます。お祝いという扱いでは、ないものですからお返しは、なしというのが考え方です。
12月にお生まれで年内の行事として、羽子板飾りの購入をご相談されるケースも多いのです。
基本的にはお宮参りの後にという考え方でよろしいかと思います。
ですからお宮参りがお済みにならない状態で年を越してしまう場合などは、ひな祭りを先に行って頂いてよろしいかと存じます。
何かご不明点などございましたら節句アドバイザーがおります当店へお気軽にお問い合わせください!
最近どちらのお家で、孫の節句の品ものを買うのかお婿さん側のご両親がみえて、ご相談されることが増えました。
あちらからお祝が届かないようなのですが、どうしたらよいかという事。
この問題の原点は、お嫁さん側のご両親が送られるのが慣習となってきたからです。
そのことについて、ご両家の見解がちがい男の子の時は婿方、女の子の場合は嫁方、たとえば、どちらがやっても良い風習がないのだろうか、金銭的に負担である…など、気まずくなりたくはないし一体どうしたものかと。
最近は、遠方同士でのご結婚も増えお互いの地域の風習もわからないので、
善意でお付き合いしようと相談に見えるわけで、男性側で買ってあげたら出過ぎかとか、
自分では外孫の祝いはちゃんとしてきたのにとか、それぞれ様々であります。
民間のしきたりについては、口伝がほとんどで各家族社会になったため伝わらなくなったことも多いと思いますが、
私が母から聞いてきた話を基に考えると、農耕社会であった日本は、本家、分家、新家、などと言って、
婿側の親が、自分の息子たちに土地や建物を分配する慣習がありました。
それに比較して、節句やその他こまごまとしたお祝い事は、お嫁さん側から持っていくというのが習わしで、
その機会でないと中々娘や孫に会えない風潮もあったように思います。
それが社会の変化により各世帯が、若夫婦自身で、土地や家を用意していく時代になっています。
昔合理的だった風習も時代の変化により不合理な点も出てきます。
現代の社会で考える時何が正しいかは言えませんが。
お孫さんの誕生に際してご両家ご夫婦が、円満に贈り物のやり取りをする事。
そしてその贈り物が赤ちゃんにとって一生の宝ものであってほしいと思います。
そのためには、ご夫婦ご両家で、赤ちゃんの贈り物について、上手な話し合いができると良いと思います。
五月人形という言葉が含んでいるものが結構あるのでまずそれらを列挙します。
武者人形、鎧兜、兜、武者絵幟、鯉のぼり、などです。
武者人形、鎧兜、兜などの飾りは、お雛さまと一緒で人がたを意味しています。
撫で物の考え方で飾っているので、お子様にさわって欲しいと思います。
お子様が触ることで一年分の厄災をひとがたに移し、
箱にしまう事で封じこめて下さいとお願いをするお祭りをやって頂いているわけです。
そのためにヨモギ色の毛氈を敷き結界を作りそこに飾りものをして、
神様をお迎えしお供え物をしてお願い事をする。
これが端午の節供のお祭りです。
武者幟や鯉のぼりの飾りはひらひらとした旗や大きな旗は、
神様への寄り代であり目印であります。
それから鯉のぼりは登竜門伝説のごとく、
お子様の将来の活躍を願った物武者幟の武者絵も昔の強い武将の絵を描くことでこれにあやかり、
強くたくましい人になって欲しいという願いの表現です。
昔の人たちは、願いを形にして置くことで神様にお願いをしていることになると考えたのだと思います。
こういった思いを新生児に向け、願い祈ったことが端午の節句をずっとつづけてきた先人たちの思いだったのかと思います。