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婚礼と雪洞(3)ひな壇の婚礼

婚礼と雪洞(3)ひな壇の婚礼

その昔、上巳の節句に、生児男女の区別なく祝いをしていた事実も伝わっている。
案ずるに、我が国の原始信仰に、人は誕生する時、肉体と共に霊魂を具えてくる。やがて、魂によって人の活動は促される。
結婚し、霊魂が結ばれることで、生命は生まれ、死によって魂が肉体から抜け出すと信じられていた。
懐胎から始まる人生の通過儀礼を考えると、人の誕生の一年は、実に厳格になされる。それは、魂のためになされるとさえいえよう。
七ツ前は”神の子”といわれるが、それは魂の未熟を意味するのかもしれない。
ひな祭りでは、女の子の魂や情緒と呼ばれるものの発育が促される。帯解きの祝いをするころには、難しい知識を正しく吸収でき反応できる社会人としての仲間入り(氏子うじこ入り)の素地ができあがる。情緒も安定し、”キレる子”など考えられない。
- 新生児一人に一飾リ -
さて、現代の初節旬では、祖母や母親や姉たちのおひな様を飾って祝うことに懸念がもたれているが、ひな祭りに寄せる本来の観念からいえば、お祝いする女の子の婚姻への願いは無視されることになるわけだから、”私のおひな様”、 つまり身祝いとしての各児一飾りの是非は、いうまでもない。
誕生した女の子の初節句から、年毎のひな祭りを重ねるなかで、やがて、”私のおひな様”という想いが芽生え、強く意識される。、その想いは、日本人女性の誰もが経験することで、昔から脈々と続いてきている。そして女の子の一生を通して、”私のおひな様”にいろいろな思い出や出来事も封じ込められることになる。
(3)ひな壇の婚礼
- 雪洞は華燭の典の象徴 -
循環する四季の十二支の陰と陽(図解参照)。
春 少陽 一月(寅)、二月(卯)、三月(辰)
夏 老陽 四月(巳)、五月(午)、六月(未)
秋 少陰 七月(申)、八月(酉)、九月(戊)
冬 老陰 十月(亥)、十一月(子)、十二月(丑)
十二支を演出したと考えたい六曲一隻の金扉風の前、おだいり様とおひな様は、日月の暈かさね紋様・繧繝錦縁うんげんにしきべりの畳をのせた浜床台に座る。
その一対の台の間には、伊邪那岐いざなぎ・伊邪那美命いざなみのみこと二神に供え、御酒が瓶子へいし一対で三方に飾られる。これは結婚した夫婦とその家族や親族の絆を結ぶ陰と陽の神酒でもある。
両側に侍る官女は、長柄の銚子、右側は提子ひさげを持ち、中央は盃か蓬莱の島台を運ぶ姿で、華燭の典・式三献ひきさんこんの儀の模様を表している。そして雪洞は、華燭の典での夜陰の灯りを象徴したものといえよう。
天(あま)の御柱みはしらを男神が左廻り、女神が右廻りをして美斗みとのまぐあいがある日本創世の神話に倣い、左の瓶子に雄喋おちょう、右の瓶子に雌喋めちょうの喋花形を飾る。
二神に供えられた神酒は、まず雌喋の瓶子から提子に移し、次に雄蝶の瓶子の神酒をその上に注ぐ。さらに提子の神酒は、長柄の銚子に移され、盃に注ぐ。
本来、両側の官女は神に仕える巫女みこの姿で、未婚の女性のため眉があり、左の官女は口を開き、右の官女は口を結んでいる。
中央の官女は待上臈まちじょうろうと呼ぶ年功を積んだ女性で、袿うちきを着て、眉がなく口を開けていのる。この女性は婚礼を司会し、祝詞のりとの口上を述べ、式三献の儀を進行させる。
婚礼では、提子に雌喋、銚子には雄喋の蝶花形が飾り付けられるが、瓶子一対を入れて四丁しちょうを忌み、菱飾りがつく形式もある。
宴席を同じ盃が一巡すると一献であり、廻る盃で一回(ひと口)飲むことを一度という。 一献の盃を三度に飲んで三献を重ねるので、三々九度の盃である。
古代中国では、祝宴の席に人を迎える最高の礼が、九献であった。日本に渡りいつのころから、九献が三々九度の盃に転じたのであろうか定かではない。
ひな壇に嫁入り道具が並ぶ姿のひな祭りでは、初節句にはすでに次の次の世代の誕生をも願う心が込められているのだ。

対雛と五人囃子

対雛と五人囃子

江戸時代の半ばを過ぎると、 雛飾りに対雛と五人囃子、そして雛道具は飾り方の組み合わせとして絶対的という観念が強く流れるようになった。時を経て昨今、雛段飾りの簡略化された形 は、対雛に三人官女を加えて五人飾り、さらに随身を飾って七人飾りといった風だが、明らかに女児の無事成長を祝う呪術としての意味合いは薄れてしまってい るといえる。
宝暦九年に江戸では京雛の移入が禁止されるが、幕府の為政の故もあって宝暦以降は江戸文化の権立期とされる。その頃が現今の座雛の完成期ということができる。古今雛(こきんびな)雛づくりの仕事上では特に 五人囃子に想いをひかれる。そこには座雛の雛飾りの構成の本来があるからだ。宇宙を構成する五大五行(五気)のもとで五季の気候は春、夏、秋、冬、土用で あり、目で見る五色は青、赤、白、黒、黄であり、天地間の生類は霊長たる人間、獣、禽、虫、魚を指す。人間には五体(頭、両手、両足)、五臓(漢方でいう 肝、心、脾、肺、腎)、五指、五感(視、聴、味、嗅、触覚)、五欲(財、色、食、名誉、睡眠)があり、口で知る五味(甘、酸、辛、苦、塩辛い)、耳で聞く 五音(あいうえお)もまた″五″に関わる。人間の踏む道にも仁、義、礼、智、信の五常の道があるといった往時の観念が込められて、五人囃子は必ず対雛と共 に飾られた。
五という極致は天地が創造 し自然のものすべて五つで大極そのものの現れだと考えられた。関東風の雛で五人囃子の立袴(小鼓、羯鼓(かっこ))には踏み出し、踏み込みの伝統がある。 十五人揃の中では歌舞伎の様式である六方を踏む態(さま)を入れて、唯一カの入った動態で運気の消長を示したといえるだろう。
文化十年、江戸・中村座で の上演に古今雛が取材されている芝居絵には、当時の歌舞伎の影響がしのばれる。古いところでは、鶏の故事がある。古事記に天照大神が天の岩屋戸に隠れた 時、常世(とこよ)の長鳴き鳥として鶏が記されている。天宇受女命(あめのうずめのみこと)が空桶を踏みならし、鶏を集めて鳴かす。日本では鶏は夜明けを 告げるために飼われ、最も親しみが深い一番(丑の刻二時)二番(寅の刻四時)三番鶏(卯の刻)の鳴き声で時を知る風習があった。皇祖天照大神を主祭神とす る伊勢神宮の神使は、天の岩屋戸の故事により、鶏になっている。鶏には五つの徳があり、五羽を画いて吉祥とされる。夫婦と子供三人の組み合わせは家族の理 想とされ、古来わが国では早朝の清浄を尊び、鶏の鳴き声は「東天紅」とされ、太陽を迎えるところから一日の家内安全も含めてその吉祥が表現される。天宇受 女命は里神楽ではおかめであり、 火男(ひょっとこ、猿田毘古神)と向かい合って踊る。天宇受女命は大嘗祭や鎮魂祭に仕えて舞の始祖とされ、芸能、神楽の祖神とされている。五人囃子には五 つの数に連ることどもを踏まえて、誕生したわが子のつつがない成長、幸せな結婚をという、対雛へ託された親の希いを対雛に促す力が与えられ、可愛いわが子 の人生の幕開きの役も務める。対雛と五人囃子は誕生した女児の未来の幸せな家庭への予祝の形であり文字通りお囃しといえ生命の躍動、歓喜、奉納舞楽のすが たが見えかくれする。
「にんぎょう日本」1992年6月号掲載

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左か右か

左か右か

一陽来福、今それは、歳旦の日の出の一瞬を指しているように思う。大晦日の暗闇の時間を待って、御来光を浴びた瞬間から年が改まる。人々は素朴に時の流れを感じ、白い息を見つつ太陽の光と熱に感謝の念を抱き、新しい力を宿す期待をもって手をあわせる。  しかしこれは、厳密には冬至を指していうことば。冬至の日は太陽が最も斜めに照らす日で、昼間が最も短いため、最も弱い太陽となるわけだ。その後次第に光と熱を増しながら、昼間が長くなってくる。太陽の光と熱は穀物の成長に欠かせぬものだし、人間の生活も明るい暖い春の光への期待があつて、冬至が一陽来福の日、その萌しを春に向ってつなぐ日とされた。  夏至から少しずつ夜が長くなり、陰極って陽が萌す原理で、冬至を年の始めとする冬至正月の暦が、中国の周の時代につくられている。
我国では明治の改暦以前、年号や方角、時刻などを十干十二支で表わした。十干十二支は植物の成長の様子を表わすものと孝えられるが、陰暦でいう十一月は子の月であり、五月が午の月となっている。子の字は陰と陽の交りを表わし、時刻としても昨日の了おわりと今日の一はじめが重なつて子の刻がある。
また、午は昼の十二時を指す正午として今でも使われている。地球上の南北を示すのは子午線だが、一年の冬至夏至を結ぶ線も十二カ月が円形に廻る図式では子午線と呼んで暦の上では大切にされた。
また、子午線は古代の中国哲学の原理である陰陽思想の要素の一つになっている。陰陽というとかび臭く・古い考えと思われるが、実は天文観察から生まれていて、意外に科学的で奥深く究められ、自然界の摂理を文字に置きかえて現代の我々が読んで新鮮に感ずることが多いのに驚く。十二月の図を陰陽で表わすと、子午線を軸に右まわりをすると右半分、つまり冬至(子)から夏至(午)までが陽の気候であり、午から子の月に向つて陰の気候になる。そして、一日の動きにもそれがいえる。
方角方位として考えると、子が北で午が南となり、十二支を配当すると東が卯、西は酉、北東は丑寅、南東は辰巳、北西は戌亥、南西は未甲となり、方位と時刻月次が同会する丑寅は鬼門、辰巳芸者、いぬいの蔵など、今でも時々耳にする。卯は東で、卯辰は太陽の昇る刻限だ。酉は西で陽が沈む。
人の世のさまざまが写し出されていると考えられる雛の世界にこのことを当てはめてみれば、対雛の男雛を陽、女雛を陰とする見方は容易だし、対雛の鎮座の位置の自然の姿が解る。因みに、何人も絶対に曲げることを赦さぬ仏像の儀軌によると、その左手は慈念手、右手は悲念手とも呼ばれ、仏教の原点の慈悲の心を意味する。慈は如来の心で父親の愛であり、悲は普く包む観音菩薩の心であり母の愛を表わすとされる。対雛の男女の位置について、右か左かどちらが本当なのか問答は多いが、数年来私はその答を迷わぬことに決めている。
「にんぎょう日本」1992年1月号掲載

五月人形Q&A NO26

五月人形Q&A NO26

Q ハンドメイドとは
A ハンドメイドとは何だろう?
およそ節句品業界において手作業なしの品物はありません。
この問いの聞きたいことは、価格の違いなのかと思いまして、
その線でお答えします。
手仕事は、国内の一級の職人の仕事、並の職人の仕事、内職でできる仕事、海外に労働力
を求め生産されたもの。優しい工程に分解し内職や海外生産にの力を借りて作るもの、
熟練した職人がすべて作るもの、両方を組み合わせて作られるもの。
一つ一つの部品についても手で加工していくもの、機械を使った工程でつくられるもの
金型代、ロット数など。
それに素材のグレード、甲冑でいえば、金箔加工なのか、金メッキ(金の純度は、)
部品の材質は、鉄なのか、真鍮なのか、銅なのか、和紙なのか、クラフト紙なのか、革なのか
アルミ合金なのかなど。
編み糸は、絹なのか、綿なのか、化繊なのか、このようなことが入り混じって、
単価の違いが出てきます。

五月人形Q&A NO25

五月人形Q&A NO25

Q 端午の節句のお祝いってどうするのか?
A おうちの中で、神様にお供え物をして、お願いごとをする。
おうちですから神職がいるわけではないですが、お願いが済んだら
直来です。締めくくりとして、お子様に愛情をお持ちの方々をお招きして、
食事会をしていただくことが大切かと考えています。
食事会には、お子様がこれからも何かとお世話になるでしょうがよろしく
お願いしますという意味もあります。
お集まりの皆様で、赤ちゃんの将来、健やかな成長など一緒にお願いしていただく
意味もあります。
又お祝いを頂いた皆様には、お返しの意味もあります。
食事会されることをお勧めします。

五月人形Q&A NO24

五月人形Q&A NO24

端午の節句とはどういう意味ですか?
男の子の誕生と、成長を祝う(神様にお願いする)行事となっています。 奈良時代から続く古い行事で、元々は月の【端】(始め)の【午】(うま)の日という意味で、現在の様に五月のみのものではありませんでした。
しかし、長い歴史の中で、いつのまにか五月五日に固定されてしまいました。
奈良・平安時代の端午には、災厄を避けるための行事が行われる重要な日でした。
節句とは、季節の節目の行事で、「節供」と書くこともあり、季節の節目に神に供え物をして、お下がりを親族や家族で
いただく行事という意味合いもありました。
鎌倉時代に入り武家社会に移ると、「菖蒲」と「尚武」(武士道を尊ぶことの意味)の音をかけて、端午の節句が尚武の節日として祝われるようになります。 そして、江戸時代になると次第に現在と近い形で端午の節句が祝われるようになりました。

五月人形Q&A NO23

五月人形Q&A NO23

Q.五月人形 次男の場合どうすればいいのか?

A.以前はご兄弟も多く、形代(赤ちゃんの身代わり)としての意味が説明されることもなく、
長男は、鎧や兜で、お祝いし次男以下は、ケース人形で済ましたおうちが多かったようですが、
近年では、ご兄弟も少ない中、同じようにやってあげるというお客様が増えてきているように思います。

お客様の一例ですが、お父さんとなられた次男だった方が、次男のお祝いのためご来店されて、昔兄貴のは、
兜で自分のは、ケース人形だった。

息子のは、長男のと同様のものにしてあげたいと言われ、ご長男の時と同様のサイズの兜をお買い求めいただきました。
子供心になぜ兄貴のは、という気持ちを持ったのだそうです。

確かに、第一子と第二子以下では、親の意気込みが違うのか知れませんが、こどもの側からするとどうであったかを考えさせられる場面でした。

双子のお客様も、一つ一つのグレードを少し落としても同様にしてあげたいというお客様が、本年数例ございました。
私どもでは、次男の方がお生まれになった場合、お兄さんの時に用意された屏風の前に、2組の本体を並べ、場所を広げず飾る方法をお勧めしています。

お金もかかることですし、宗教ではありませんので、こうでなくては、いけないということは、言えませんが、
一人一人にお祓いをやってあげることですので、ご参考になればと思います。

伝統工芸品としてのお雛様について、少し話をしました。

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五月人形Q&A NO22

五月人形Q&A NO22

Q端午の節句のお祝いの挨拶例文!
Aお節句の食事会に就て、考えてみたいと思います。

飾り物や料理も準備し終わり、親族も集まりいよいよお祝いの席を開く時がやってきました。
まずは、お越しいただいた皆さんにご挨拶をします。

本日は、○○の初節句にお越しいただき、ありがとうございます。
また、たくさんのお祝いのお気持ちをありがとうございます。
おかげさまで、〇〇もすくすくと成長しています。
どうかこれからも〇〇の成長を温かく見守っていてください。

ささやかではありますが、お祝いの食事を用意しましたので、
今日はゆっくりとくつろいで楽しんでいってください。
それでは、〇〇の初節句を乾杯で祝福したいと思います。
乾杯!
その後皆さんに赤ちゃんを抱っこしてもらいよろしくも大切なことかと思います。

食事や歓談もある程度楽しんで落ち着いてきたら、お開きの御挨拶もしましょう。
気心しれた仲なら帰りも気遣わなくていいかもしれませんが、
いつお開きになるのか、気がかりになっている事もあるかもしれません。
あまりに早くお開きになるのも、失礼と思われるかもしれないので、
食事が終わって長らくまったりしているようならお祝いの席の締めの挨拶をして、一区切りつけましょう。

本日はお楽しみいただけたでしょうか。

こうして皆で食事をする機会に恵まれたのも、〇〇が産まれて無事に成長してくれたおかげです。
そして、〇〇が無事生まれることが出来たのも、妻や、私たちを支えてくれた両親のおかげだと思っています。
これからも、〇〇共々よろしくお願いします。

とりあえず、祝いの席はこれでお開きにしたいと思います。
今日は、お越しくださり、ありがとうございました。
こんなことで食事会をやられたらよいように思います。

五月人形Q&A NO21

五月人形Q&A NO21

Q端午の節句、食事会について
A お節句のお祝いは、おうちの中でそっと行われるお祭りだと考えています。
祝という字は、神様にお願いごとをする意味もあるからです。
そもそも端午の節句の日に合わせて、おうちにお子様のひとがたを用意して、
無事成長を願う祭りです。
ご存じのように神社でお参りをした後には、直来で、御神酒をいただいた
経験がおありになるかと思います。
神様にお供えしたものをいただくことで、霊力を授かるという信仰は、
正月の鏡餅と、お雑煮の風習で、全国に根付いていると思います。
ですから、赤ちゃんに深い愛情を持つ方々に、お集まりいただき一緒に
無事成長を祈っていただく。そして、集まっていただいた人たちにも
赤ちゃんの生末を見守っていただくようお願いし(披露目)、食事会をするというのが、
整ったお節句の姿なのではと考えます。

五月人形Q&A NO19

五月人形Q&A NO19

Q.五月人形とは、どういうものを指しているかについてです。

A.五月人形というと、端午の節句に使う品物一般を示している

のが現状なのだと思います。

三月と比較すると、五月のケース人形をさしているイメージがありますが、

鯉のぼり、武者幟、鎧兜、武者人形など、端午の節句に使われるお人形全部含めて、
五月人形と総称

されています。

伝統工芸品としてのお雛様について、少し話をしました。
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五月人形Q&A NO18

五月人形Q&A NO18

Q.どうして鯉のぼりを立てるのは、なぜだろうということです?

A.鯉のぼりのルーツは、お雛様より新しく武家社会になってから
  と言われます。

  分別すると今でいう吹き流しが時代が古く意味としては、
  依り代、(神様におりてきてくださいという目印)周りの人たちに、
披露目(男子が生まれたことを知らせるの意味)があったと考えられております。
  鯉のぼりは、吹き流しと重なる意味があり、時代が新しくなりますが、
  中国の登竜門伝説(鯉が滝を登りきると竜に変身するという)に寄せて、出世の願いがあります。
  最近の住宅事情では、大きな鯉のぼりは、立てられなくなっている
  傾向は、否めませんが、五月の空に鯉のぼりは、いいですよね。

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五月人形Q&A NO16

五月人形Q&A NO16

Q.五月、内飾りを飾るのは、なぜだろうということです?

A.お家の中に飾るものの総称ですが、子供大将や

武者人形などで、五月の節句を行うようにセット組

されたり、鎧兜で行うようにセット組されたものがあります。

どちらでもよいならば、人形は、ひとがた、形代として

三月同様の意味があるからということは、わかりやすいと思いますが、

武具を持ってきて、同様の意味をといってもピンと

こない方が多いと思います。

鎧兜も、身代り、形代と考えます。

それは、武士中心の時代は、長く戦に関わった人は、

大勢いたと考えられます。

お屋形様などと言われました。

このころ主が戦に出ている間、(陰膳)家族は、家に中に

鎧を飾り、その鎧をご主人に見立てて、朝に晩にご飯を上げ下げする。

そうすることで、主が無事に家に帰ると願い、または信じて、

行われていました。

そうすると、鎧兜をお子さんの身代わりとして、鎧兜も節句の

あがものや、なでものとして扱うことが不思議では、ないと

思います。

ですから五月人形の内飾りは、お雛様同様のものだと

お考えいただいてよいと思っています。

五月人形には、そのほかにもお人形や、道具、つるし飾り

などありますが、赤ちゃんの将来に対してのお願い、外の

のぼりもお願を持った飾り物といえると思います。

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五月人形Q&A NO14

五月人形Q&A NO14

Q.破魔弓と一緒に飾るのか

A.答えは、違うと考えます。

そもそも、破魔弓は、暮れから正月の時間、丑の月から寅の月にかけての
丑寅の時間(鬼門の時間)の間の鬼除けで、お子さんと共において
飾っていただくもので、時期が済んだらしまっていただくものです。
実際の生活に合わせてみますと暮れの時期お母さんたちは普段にも増して忙しくなり、
お子様から目が離れがちになります。そこで、12月中旬正月の準備を始める頃になったら
破魔弓を飾ることを目安に、子供から目が離れがちになることを再認識していただけたら
役目を果たしていることになると考えます。正月15日過ぎ、普段の生活モードになったら閉まっていただく
こんなことで、出し入れを続けてあげていただけたらと思います。
ですからお子さんたちが自分で体調管理ができるようになったらしまわない飾り物にしてもよいかと感じます。

赤ちゃんに邪気がつかないように願い飾る破魔弓は、
外から赤ちゃんに向かってくるものを受けないようにするお願いです。
節句でお願いするのは、赤ちゃん纏わりついているものを払ってもらおうと願うものです。
似てますけど役割が違うものなのです。

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五月人形Q&A NO15

五月人形Q&A NO15

Q.お供え物って何?

A.節句は、もともと節供と書きました。
節の神様にお供えをするの意味と考えられています。
そもそも節とは、昔の暦の中で、72,24,12など一年を分けて、
農耕民族であった日本が、この日に田植えをするといいとか、
刈り取りをするとか、草取りをするといいなど、お米をお米を中心に
農耕作業の指示が入っていたりして大変重大な役割をしていたようです。

その中で大きな季節の変わり目などに節供のお祭り日を設けたようです。
節供とは、季節循環の節目に、神様に、おうちに来てもらって、
お願いごとをする日、正月が一番有名ですが、お餅を供え、
同じものを家族が食することで力がもらえるという民間信仰です。

これは、町で行う御神輿などとは違い、お家の中で、そっと行われた
一般大衆の家族の祈りの文化(まつり)であったと考えられています。
その小さなお家の中のお祭りに、神様に来てもらうということで、
お供え物をしているわけです。

五月人形飾りの下に敷く緑(ヨモギ色)の毛氈を結界として、
神様をお招きしてお願い事をする場所を準備をしているわけで、
その中で、忘れてはいけないのがお供え物です。

五月は、柏餅ここにもいわれがあって、柏の葉は、新芽が出て行いと古い葉が散らないそうで、
昔の人が、畏敬の念を持って、自然を観察していたことに、感心します。

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五月人形Q&A NO13

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Q.五月人形 と破魔弓について、

A.五月人形は、お子様の禊、祓いのために飾ります。

禊とか祓いとかいうものは、ご本人について回っている厄災を

払い落とすことです。

そうすることで、無事に清浄に育ってもらおうというお願いをするお祭りです。

破魔弓は、暮れから正月にかけての丑寅の時間(鬼門)邪気(鬼)除けで飾ります。

こちらは、ご本人に外から邪気がつかないようにと願い飾る品物です。

そのように、赤ちゃんの誕生に対して、おなかの中にいるうちから、
腹帯に始まり、七五三まで、成長に対して、時期を置き念入りに、

行事を重ね願う 祈りの文化が続いてきているのだと考えています。

一年中一瞬も緩むことなくということは、難しいと思います。先人たちが、、

師走の時期や、節句の時期は、お子さんの体調に気をつけてほしい

時期だと考え、祭事や飾り物をすることで、注意してすごした証と

考えております。

この日本独特の文化を大事に継承していけたらと願っております。

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五月人形Q&A NO12

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Q.五月人形 について、

A.五月人形というと、現在、外幟と、内飾りの総称になっているように

思います。

それぞれの飾りの意味について考えてみたいと思います。

先ず外幟についてですが、大きく分けると、鯉のぼりと、

武者絵幟になると思います。

外幟は、男子の出生に対して、近隣の人たちへの披露目の意味が

あったようです。それから、鯉のぼりや、武者幟は、出世を願うもの、

もうひとつは、寄り代といって、神様に降りてきていただく目印で

あったと考えられております。

次に内飾りですが、大きく分けるとお人形と、鎧兜になります。

お人形は、おひなさま同様、形代 撫で物がわかりやすいにですが、

鎧兜については、なぜなのかと考えると、武家の社会の中で、
主人が、戦に行っている間、奥様が、床柱を背に、鎧兜を飾り朝晩の食事を備え、鎧兜を、
ご主人の身代わりに設えていた時代があります。
この朝晩いない人の分の食事をお供えする行為を陰膳と言います。
お聞きになったことがある方が多いのではないでしょうか?

これは、鎧兜を人の身代わりと考えた行為で、そのことを照らし
合わせると、お人形と変わらないことに気付きます。

そこで、内飾りは、人形同様に、鎧兜をひとがた(お祓いの具)としてとしての意味を

持っていると考えるのが自然かと思います。

一つの流れで説明すると男の子が生まれたときに鯉のぼりや

武者幟を立て、お子さんの出世やたくましさを願い、神様に

お家に来てもらい赤ちゃんに纏わりつく一年分の厄災をお人形や、

鎧兜に触って頂くことで、そちらに移し、おしまいになることで、

封じ込めていただく。

こんなことをしているお祭りなんだと思っていただけば、

わかりすいのかと思います。

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五月人形Q&A NO10

五月人形Q&A NO10

Q.五月人形 いつから、

A.五月人形をいつ飾り始めるかということかというご質問となのかと
思います。

昔は、飾る期間は、非常に短かったと聞いています。
販売も短期で、何日などという取り決めは、はっきり聞いていませんが、
お祭りですから、一週間ぐらいは、最低飾りたいように思います。

後は、諸説いろいろありますので、難しく考えず、見て楽しむ時間と
して、お彼岸を過ぎたら、自由にしていいように思います。

肝心なのは、お祝いの日に何をするかで、赤ちゃんの無事成長を
(赤ちゃんに纏わり付いている厄災を五月人形に触れることで変わってもらい)
お願いしたら、赤ちゃんに愛情の深い人たちで、食事会を
していただき早めにおしまいになることかと思います。

よく雛祭りのとき早くしまわないと嫁に行き遅れるなどの話がありますが、
これも、先人達が、「ハレ」の日には、晴れ着を着たり、神聖な食べ物である餅や
赤飯を食べたり、お酒を飲んで祝ったりして、特別な日であることを示します。

古来より、日本人は、木にも草にも、土にも、火にも水にも神様が宿っていると感じ、
これを「八百万の神」といって畏敬の念をもって接してきました。
そして、身辺で起こるよいことも悪いことも、神様のおかげ、
自分たちのせいと考え、人々は祭り(祀り)をつかさどるようになりました。

祭りの華やかさ、行事の晴れやかさ、ケガレを落とした後の
清々しさが「ハレ」であり、「晴れ晴れ」「晴れ着」「晴れ姿」など「ハレ」の
気持ちを表した言葉がたくさんあります。

「ケ」のひとは、普段日常の生活を指しています。
生活の中で、「ケ」の日と「ハレ」の日のけじめをつけるようにという教えと
そういう教育が大切ということで、作られた言葉と聞いています。

伝統工芸品としての五月人形お雛様について、少し話をしました。

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栃木県の伝統工芸品

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五月人形
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五月人形Q&A NO8

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Q.五月人形 何歳まで飾る

A.五月人形を飾る意味にかかわるのかと思います。

  五月人形の内飾りを祓いの文化とし、その赤ちゃんの

身代わりと考えた場合、一生飾っていただくのが一番良いことだと思います。

もともと祓いの行事に年齢制限があるわけではなく、お父さんの鎧や兜や人形とお子さんの鎧や兜や人形を一緒に飾って頂いていただけたら最高だと思います。

ただ、住宅事情や、医薬万能の社会となっています現代。一般的には、お子様が簡単に病気をしなくなったり、自身の健康管理などができるようになると意識が薄くなることも否めないように思います。

ちなみに、私どもは、娘ですが、二十歳を過ぎても欠かさず飾っています。

事故や、怪我の無いよう、幸せに生活していってくれるように新生児が生まれた時の、感動や、祈りの気持ちは、変わらないように思います。

そうした、祈り、願いから生まれてきた文化ですから。

伝統工芸品としてのお雛様について、少し話をしました。

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五月人形Q&A NO9

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Q.五月人形 ハンドメイド

A.五月人形が手作りかというご質問となのかと思います。

鎧兜の場合、兜の鉢や、小札は、金型貫のものが多いと思います。

金属部品は、工場で金型で、貫いたりメッキをかけたり

ということで、機械工場生産できるものもありますが、

  それを編みこんだり組み立てたりする工程は、

手仕事というのが一般的かと思います。また丁寧に作ったものは、金属を使っている場所でも、手打ち鋲、矧ぎ合わせ鉢や、小札を革や、和紙で、作る一貫張のものなど手仕事のものもあります。  それが凝ったものになると、鉢につける星金具や、プレートをはぎ合わせたり、一つ一つ、手で付けていく作業がなされているものや、小札の部分を手張りで行ったものや、一閑張りなどと言われる、和紙などを矧ぎ合わせ漆で固める技法や、小札の裏側を漆塗りにした仕上げにしたり、金属部品に金箔を押したものなど、あります。
廉価の素材プラスチックの鉢や、ボール紙アルミ、合金を、海外などで組上げたもの、材料も樹脂系素材を使ったものもあり、様々です。

いい素材を使って、熟練の職人が手仕事で、本物に近い仕様になればなるほど高額になりますし、前から見える部分だけしか、仕事がなされていないものなどのの価格が、低額になっております。

これは、ものつくりが、どの価格帯の品物を作ろうとしているかというところからの事なので、値引きや、2重価格などに惑わされることなくしっかりした品物が手に入るようにと思います。

  写真では、なかなか見えないところや、質感量感、雰囲気など

  違って見えることも多いと思います。

  御面倒でも、展示してあるものを直にご覧になり説明を

  聞いてのお買い物をお勧めいたします。

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五月人形Q&A NO7

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Q.五月人形 どちらが買う

A.三月の時にもお話ししましたが、地方では、まだまだ

  嫁方のご両親というのが一般的のようです。

  ただ最近は、積極的に婿方のご両親が買われる方や、

ご両家のご両親、若夫婦でお見えになる方や、嫁方から

  来ないからといってお見えになる婿方など多様化して

きているのかと思います。

  どちらにしてもかわいい赤ちゃんのためなので、上手に

  お話し合いをしていただければと思います。

  その点では、若いご夫婦が、パイプ役になって頂くのが

  一番よいのかと感じています。

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五月人形 Q&A NO6

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Q.五月人形 号数

A.人形は、頭の大きさが、大きさの目安、

  鎧兜の場合は、鉢の大きさが目安になるかと思います。

実際には、メーカによって、しころ(糸縅、革縅で案である部分の大きさで、違って見えるので、飾りつけのために、どれだけのスペースを要するかでご判断  いただこのがよろしいかと思います。

単純に、号数の大小で、大きさが違うということでは、ないように思います。

また、価格の点ですが、同じ製品の大小でしたら、飾ることが確保できれば割安感は、あると思います。

上記は、小さくても、大きくてもさほど作業は、変わらず、材料費の違いとなってくるからです。

  ご参考になればと思います。

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五月人形Q&ANO5

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Q.五月人形 収納飾り

A.五月人形の収納飾りについて書いて見ます。

  鎧兜の箱は、もともと鎧櫃などといって、箱に鎧を一式入れて、

  背負って運ぶための箱でいわば収納箱であったという一面が

ありますので、飾るときに台座にしている櫃の大きさは、鎧でも兜と同じような収納箱の大きさとなります。

次に片付ける場合ですが、一つ一つの飾ものを小箱にしまうところの手間は、一緒です。

  ご覧になるとお分かりになるように鎧櫃というものは、意外に小さいと思います。また屏風は、開くと大きな容積を感じとっても立派に見えますが、たたむと平たい薄い箱になります。

  舞台台も薄い箱です。

  私は、見ていて、収納飾りより、各箱の中に空間を持たずに

  しまう飾り櫃の上に飾る飾り方のほうが、分散してしまうことも

  できるので、良いように思います。

  しまいなくしてしまうほどの点数の外箱には、なりませんので。 

  それを装飾した木箱に収めてボール箱に入れるのか、そのまま

  梱包されてきたボール箱で保管していくのかの違いです。

  飾りとしては、昔からの櫃の上に兜をのせて飾ったほうが落ち

  着いて立派に見えるのは、私だけでしょうか?  

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