正月飾り、羽子板、破魔弓など二人目、三人目のお子さんに対してはどうする・・・

正月飾り、羽子板、破魔弓など二人目、三人目のお子さんに対してはどうするの? 

お父さんやお母さんの節句人形がまだ大切に保管している、

 

または、上のお姉ちゃん、お兄ちゃんの人形がすでにある、

 

このような場合にどう考えればよいのかというご質問を受ける事が多々ございます。

 

 

暮の羽子板、破魔弓に始まり、雛人形、五月人形、鯉のぼり、鎧、兜など、

 

先ずは身祝いという考え方で節句行事の他に腹帯にはじまり、

 

生まれれば、お七夜、宮参り、お食い初めに始まり誕生餅などから、

 

七五三迄、昔は『7つ前は神の子』と言って、

 

罪も咎められない代わりに一人前扱いされないとされたその間、

 

誕生を祝い無事成長を感謝する行事がたくさん行われています。

 

 

現在でもお子様の誕生を祝い無事成長を願う心は、

変わらずその子のためのお祝い(祈祷)をしてあげるという考え方で行われてきました。

 

神社に行ってお参りをするとお札を頂いて来てお家の中に祀っておきます。

 

一年たったら新しいお札と交換するのがきまりのようです。

 

お節句品も本来お子さんに悪い事がないように願って祀る物(一年更新)を、

お家の中に神様に来てもらって飾りもの(雛人形、五月人形、鎧、兜)にお子様の厄災を身代わりさせ封じ込めてもらうというお祭りです。

 

それから一緒に並べる飾りものに願いを託しています。

 

このような形で続いてきました。

 

 

また羽子板、破魔弓の場合その縁起の力で邪気払いを願う。

 

 

昔からの民間信仰で全国に広まっている世界でも類を見ない日本独特の文化です。
これが決まりですということはできませんが、

 

一人一人のお子様に道具や身代わりを用意してあげられると、

 

本来の意味がつながると考えます。

店舗オープン

店舗オープン

11月1日

当社展示場にで、暮物羽子板、破魔弓、お雛様の販売を始めました。

暮の12月中旬より、い月中旬までの期間、いわゆる鬼門の時間の間、

赤ちゃんに邪気が付かぬよう、羽子板や破魔弓をがざることで、鬼除けを行う習慣です。

暮の忙しい時間、お子様は、体調を崩しやすい季節となります。

羽子板や、破魔弓を飾る事が、お子様を振り返るサインとなればよいかと考えます。

一年中飾っておいてよいのですか?羽子板についての質問

一年中飾っておいてよいのですか?羽子板についての質問

正月の羽根付きで使う羽子板や、飲食店の店飾りとなっている羽子板と飾る意味が違う板なので良くはないと思います。
本来、暮物といい、歳暮として、やり取りされたもので、破魔矢と呼ばれたお姫さまを描いた掛け軸が、親元の他親戚やご近所から贈りものとして、たくさん集まり、暮れの時期からそれを床の間いっぱいに下げて、お正月を迎える風習で、暮れからお正月にかけて行った新生児に対しての鬼除けの儀礼です。歳暮の意味である無事に新しい年を迎えられるようにという情意も込められています。