お知らせ

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文11

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文11

先日は、人形についてのおはなしや職場をみさせていただきき、ありがとうございました。
おひな様を飾る理由や七段飾りの人形の一つ一つの意味を知りました。
五人囃子の髪の長さは、子どものかみの長さを表していて、子どもの生長を願っていることを知り,驚きました。
職場での、人形を作るときに使われる布を切る体験をさせていただいたとき、まっすぐに切れず難しかったです。
なので人形を作ることの大変さをあらためて感じました。
これからも日本の伝統ある人形作りをがんばって下さい。

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文10

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文10

先日は、おいそがしい中、ありがとうございました。
お店にならんでいた人形などがとてもきれいで細かく、おどろきました。
とくに七段飾りのひな人形は、あまり見ないのでその大きさにびっくりしました。
またそのひな人形に、こんなにも深い意味があるとは知りませんでした。
おひな様が自分の身代わりだという事は、とてもすてきな事でひな人形の思いが変わったようでした。
そして神様におそなえ物をするという意味だったとは、びっくりしました。
体験の時は、布がなかなか切れなかったのに手本の時すっと切れていておどろきました。
私は、この人形作りの伝統はずっと続いてほしいです。
いろいろなすばらしい事を教えてくださりありがとうございました。

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文9

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文9

先日は、忙しい中僕たちに貴重なお話しをしてくださりありがとうございました。
僕は男子ですが、ひな人形についていろいろ知ることができて、とても良かったです。
おひなさまは、あんなきれいなのに悪いものをふうじこめるものだなんてとてもびっくりしました。
五月人形についての話もとてもおもしろかったです。
鯉のぼりは出世の象徴、そとにかざるものはお披露目するものなど驚きの連続でした。
特におひなさまも五月人形も自分の身代わりだと知ったことはとてもびっくりしました。
それに、おひなさま一体作るのに一日以上五人ばやしでも250工程以上なんてとてもせんさいな仕事だと思いました。
僕の家には、五月人形もよろいかぶともありませんが、僕に子供ができたら、今回学んだことを教えてあげたいと思います。
本当にありがとうございました。

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文8

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文8

昨日は、大変お世話になりました。
ひな人形や五月人形などのお話しは、とても興味深いものばかりで面白かったです。
特にひな人形では、人形に込められた思いがとてもよく伝わってきました。
またいつも母にさわらないように言われていたので、さわっていいと聞いたときは、とても驚きました。
さらに、おそなえもののあられなどは、ひな人形にあげているいのではなく神様にあげているということは初めて知りました。
私は、七段飾りのひな人形を持っていますが、ここ数年全部は、飾っていません。
しかし今回のお話を聞いてきちんと飾ろうと思いました。
貴重なお話し、ありがとうございました。

第42回下野手仕事展搬入

第42回下野手仕事展搬入

10月14日午後より
下野仕事会の年に1度の下野手仕事展が行われます。
本日12時より19日4時までです。
当店からは、帯地衣裳の親王で3段飾りを出品致しました。
是非ご覧ください。
栃木県庁前の栃木県文化センター 1Fホ-ルにて行います。

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文7

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文7

朝晩すっかり涼しくなり大分すごしやすくなってきました。
人形の吉貞様は、いかがおすごしでしょうか。
見学をして、勉強になったことが、たくさんありました。
まず、おひなさまにさわると、厄などをはらってくれることです。初めてこのことを知りました。
また実際に人形の布を切るのが、とても楽しかったです。
お手本を見せていただいたとき、簡単そうにやっていたのでできるかと思ったけれど、じっさいにやったらできなくて、やっぱりプロはすごいと思いました。
そして、お嫁に行けるように早くおひなさまをしまいたいと思います。
ありがとうございました。
これから、お体に留意されもがんばって下さい。

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文6

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文6

朝晩すっかり涼しくなり、大分すごしやすくなりました。
人形の吉貞の皆様は、いかがおすごしでしょうか。先日の職場見学で私は3つのことを学びました。
1つ目は、ひな人形を飾る意味です。自分の身代わりだということは、初めて聞きました。
2つ目は、人形には、1つ1つ意味がこめられていることです。そのことを知り大切にしなければいけないと思いました。
3つ目は、その人形を作るのにっても時間がかかるということです。布を切る体験をさせて頂きましたが、とても難しく、人形の完成まで苦労なさっているのだな思いました。
とてもわかりやすく説明してくださり、とても勉強になりました。
有難うございました。これからもお体に留意され、お仕事がんばって下さい。

佐野人形感謝祭

佐野人形感謝祭

本日小雨の中、唐澤山神社三の丸にて、人形供養を行いました。毎年恒例となっております、市内業者の共同事業です。当日受付時間約2時間という事で、なかなか時間の合わないお客様を考慮して、年間を通して、お預かりしておき、当日護魔木にて代行供養したのち、処理という形をとらせていただいております。

国の史跡指定も受けている、唐澤山城跡三の丸にて、人形供養塔の前で行っております。

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栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文5

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文5

朝夕、ようやくすごしやすくなってきました。
人形の吉貞の皆様はいかがおすごしでしょうか。
お雛様や五月人形についてとても詳しく教えていただき、ありがとうございました。
お雛様は、小さい頃からかざっていましたが、お雛様をかざる意味はよく知りませんでした。
お雛様は、子どもの身代わりになり、幸せになるという願いがこめられていると聞いてとても感動しました。
この意味を子供達に伝えていきたいと思いました。
ま太、私の質問にも丁寧に答えあて頂いてありがとうございました。
昔から母に言われて気になっていたのでその意味がわかり、とてもよかったです。
一つ一つ時間をかけて作っている人形をこれからも大切にしたいと思います。
これからもお体に留意されお仕事がんばって下さい。

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文4

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文4

日が沈む時間がだんだん早くなり、夏の終わりを感じています。
人形の吉貞の皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
ひな人形は、私はよごしては、いけない、さわってはいけなないと思っていたので、ひな人形にさわって一年分の悪いものや厄災を封じこめという意味があったことに驚きました。
ひな人形などの人形一体作るのに、250工程も行うなんて、人形を作るのはとても大変だなと思いました。一つの人形で大変な苦労と時間をかけて、人形をつくっているんだなあと思いました。
人形を作るとき、やわらかく作ることが大変だということがわかりました。
さわってもらいたいと思う気持ちがとても伝わりました。
これからもお体に留意されお仕事をがんばってください。

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文3

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文3

朝晩すっかり涼しくなり、大分過ごしやすくなってきました。
人形の吉貞の皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
先日は、人形やひなまつりのことについていろいろ教えて下さり、ありがとうございました。
今までこのような話を聞いたことがなかったので、初めて知ったことばかりで、とても勉強になりました。
学んだことを、これからの生活に生かしていき、伝統を受けついでいきたいです。
これからもお体に留意され、お仕事がんばってください。

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文2

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文2

皆様、お元気でいらっしゃいますか。
先日は、おいそがしい中、見学させていただいて、ありがとうございます。
今まで知らずに飾ってきたひな人形は、自分の分身で、いろいろ厄際や不幸を引き受けてくれる、という意味があることを知りました。
また、女の子の幸せな一生や結婚、子孫繁栄、経済力、地位等々を願って飾るという事も初めて知りました。
見学の最後の方に、布を専用の道具で切らせていただきましたが、なかなかうまく切れず、とても難しかったです。
これからも、ますますお元気でご活躍ください。

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文1

栃木県立佐野高等学校付属中学当社見学感想文1

去る9月15日見学にこられた中学生の皆さんの感想文が届きました。

文字がきれい、私の拙い話をよく理解してくれていることがうれしく、紹介するものを選べませんので、せっかくですので、日数をかけて一つ一つご紹介します。

暑さ寒さも彼岸までと申します。人形の吉貞の皆様には、いかがお過ごしでしょうか。

今回の見学では、人形に込められた昔の人々の願い、人形作りの繊細さと努力が感じられました。

また、実際に布を切らせていただいた時は、上手く切れなくて、一体の人形を作るとしたら、どれだけ難しいかわかりました。

これらを通して、私も自分のひな人形を大切にして、伝統としてしっかり受け継いでいきたいです。

これからもお体に留意されお仕事がんばってください。

 

人形供養について

人形供養について

当社加盟の佐野人形協会では、人形感謝祭の日として、人形供養を行っています。

1.場所   当日受付    唐澤山レストハウス前テントにて、

        事前受付    当日,予定が付かない人も多いため、佐野人形協会各加盟店に

                                           於いて、年間を通して供養したいお人形をお預かりしております。

       手続き方法   店頭にて護魔木にお名前等書いて頂きます。

                                            この時人形をお預かりいたします。この護魔木の焚き上げにて、人

                                            形の魂抜きしをその後処分いたします。

2.時    当日受付 毎年10月第二日曜日 AM 9:00~11:00

       事前受付 各社の営業時間となります。(当店の営業時間は、ページ内カレンダー

                  をご覧ください。)

費用       供養料   組合規定にて、¥5000._お預かりいたします。

供養について、

昔から日本人にとって人形は単なる飾り物や遊び道具ではなく、常に魂のあるものとして扱われてまいりました。お子さまが成長され独立して、飾らなくなったり、壊れたりするなど、役目を終えた人形は、感謝の気持ちを込めて丁寧に供養してあげたいものです。

注、、お雛さまや市松人形、羽子板、破魔弓、兜などのご供養を致しますが、こけしやぬいぐるみや民芸品については、受け付けて居りません。

また、ケースや、台、お道具などは、ご自身での処分をお願い致します。

下の写真は、感謝祭の風景の一こまです。

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9月25.26.27の3日間R66百貨店に参加しました

9月25.26.27の3日間R66百貨店に参加しました

今年で4年目、R66の秋の展示即売の催事に出品しました。

場所は、栃木県佐野市赤見町一乃館の施設をお借りして行ました。

毎年1000人くらいのお客様がお見えになる催事で、手仕事を理解して頂く機会として、

当社毎年も出品しております。

下の写真は、R66百貨店の風景の一部です。

名水百選に選ばれている赤見の弁天池のそばが会場です。

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会場風景です。

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栃木県立佐野高等学校付属中学の教養講座にて当店見学

栃木県立佐野高等学校付属中学の教養講座にて当店見学

9月15日中学生一年生の皆さん20名ほど、ご来店頂きました。

お人形について、お話をしたり、質問を受けたり、工房の方では、

布地を切る体験をして頂きました。簡単そうに見える作業もなかなかコツがつかめず悪戦苦闘

でも楽しそうにチャレンジされる皆さんを見てこちらも楽しい時間を過ごせました。

昨年素晴らしい感想文に感動したのを思い出します。

後日生徒の皆さんの感想などご紹介したいと思います。

下の写真は、その時の風景の一こまです。

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雛人形の飾る時期と祝い方

雛人形の飾る時期と祝い方

雛人形の飾り方は7段飾りや親王飾りなど、種類によって少しずつ異なります。
当店でお届けした際は、はじめに店の者が設置させていただいております。
飾る際に、箱からお人形やお道具箱を取り出す順に写真を撮っておくと、後の片付けが大変楽になります。
飾り方のパンフレットもお渡ししておりますので、そちらも参考にしていただき、もしわからない場合はお気軽にお問い合わせください。

飾る時期

立春(2月4日頃)を目安に、最低一週間以上前と考えていただければよいかと思います。
それよりも前に飾ればお雛様を鑑賞して楽しむ期間も長くなりますので、「この日に絶対に飾らなくてはいけない」と難しく考えなくて良いと思います。
雛祭りが済みましたら天気が数日続いた後(陰干しをして)に早めに片付けてください。
雛人形を飾る場所は、日当たりの良いところやお人形に直接温風があたる場所は、変色や変形等の原因となりますので避けましょう。

写真

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祝い方

神様と人間の仲介物となるお雛様は、赤ちゃんの分身として赤ちゃんの代わりとなって厄災をひきうけてくれるための贖物(あがもの)や撫物(なでもの)のような役割と考えます。

誕生した赤ちゃんに思いの深い人たちが集まって、悪いことがないようにと願い食事会をする。
これがおひな祭りです。

おまつりの日(3月3日)の晩お風呂から出た後にでも身代わりに設えたお雛様を触らせて一年分の厄災をお人形に封じ込めてしまってくださいとお願いしてからおしまいになるようにしたらおまつりの意味が分かりやすくなるかと思います。

雛人形の選び方のポイント

雛人形の選び方のポイント

住宅事情と大きさ

お雛様を探される際に多くの方が意識されるのが「飾るスペース」と「収納」です。
スペースを優先してお雛様を選ばれてしまうというのはすこし寂しいものですが、今はアパートやマンション暮らしの方が増えましたので、段飾りから平飾りへと、お雛様の飾り方も変化してきました。

はじめは雛人形や道具を全てそろえられなくても、少しずつ増やしていくこともできますので、ぜひ暮らしの中で楽しく大切に飾れるお雛様を選んでください。

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主なお雛様の種類

・七段飾り

七段のひな壇の上に、雛人形を15人乗せる飾り方です。一番正統派といわれるものでお人形の種類・並べ方から小物・道具まで、一つ一つに赤ちゃんを守るための意味がこめられています。

・三段飾り

七段飾りよりもコンパクトな飾り方です。1段目に親王(殿と姫)、2段目には三人官女、そして3段目にお道具が並ぶことが多いです。2段目に五人囃子を並べるものや、2段飾り、5段飾りもあります。

・親王飾り

親王の2人と桜橘の花木、お道具などを飾る並べ方です。人形の大きさは様々です。

・収納飾り

最近生まれた飾り方で、お人形を飾る土台がそのまま収納用の箱になっています。お人形は親王のみのものから三人官女も入れたものまであります。お人形も一緒に収納するように作られているため、お人形の着物の裾が短くなっていることや小ぶりなものが多いのが特徴です。

お雛様のお顔

女の子のお人形ですので、お雛様のお顔も気にいるものをぜひ選んでみてください。

選び方は人それぞれです。その子の顔に似ているものであったり、こういう女性に育って欲しいという願いを込めたものであったり。飾る時に選んだ由来を、大きくなったお子さんと飾りながら語ってあげられると良いですね。

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衣裳

お雛様が着ている色鮮やかな着物は、平安時代の宮廷衣装です。

これは現在の雛人形の原型になった「古今雛」といわれる、江戸時代に流行した雛人形から来ているとされます。

お雛様は「裳唐衣(もからぎぬ)」(十二単の一番上に着るもののことです)、お内裏様は「束帯(そくたい)」という正装をしています。より本物の衣装に近い作りのものほど、手間と工夫がかかっています。

着物の布地は実際の着物と同じく高級なものが使われます。その時々の流行やお雛様のお顔立ちに合わせて、多種多様な着物がお雛様のお顔立ちに合わせて作られてきました。さながらファッションショーのようなお雛様の衣装の華やかさは、女の子のお祝いならではと言えます。

素材とつくり

一般的に雛人形は職人さんが一つ一つ作っているものと、

アルバイトやパートさん達による量産体制で作っているものとが広まっています。

前者と後者とでは、作りの丁寧さや造形の細かさ、使用する素材の部分に差が出てきます。

このような時間のかけ方と使用する素材で、お雛様の値段は変わると言えます。

当店の雛人形は、人と同じように見えにくい部分もお人形の体として丁寧に作り、できるだけ土に戻る素材を目指して製作しています*。

胴体は日本人の主食稲藁を、また手や足は練り物や木製品を標準として使用しています。

生地は一般品より多く使用して、ゆったりした形を意識して製作しています。

赤ちゃんのかわいらしい手で撫でてもらうお人形ですから、できるだけ柔らかな仕上がりを求め製作しております。

素材は、帯や、竜村、正絹、人形用の織物と様々な素材の品物を作っております。

*店頭での取り扱い商品の中には例外もございます

ホームページやカタログの写真では判りにくいかもしれませんが、店頭などでお雛様の作りが分かるポイントをいくつかご紹介します。

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襟や袖の部分

お雛様の手元の、着物の袖が重なる部分を見てください。袖を美しく見せるための処理は、職人さんによって様々な作りや布の使い方があります。丁寧なものは、外から内側の着物への色の淡い移り変わりが繊細で、袖の折れ曲がる部分も、より優雅に映えるように工夫が施されています。

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裾の部分

お雛様の着物の後ろの裾部分は、長くゆったりと広がっていましたが、飾る場所がコンパクトになるにつれて、短く切ってしまっているものもあります。

美しい色柄の布の重なる優雅さは、お雛様の見どころの一つですので、できれば本来の長さのものの方をおすすめします。

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手足

手の仕草は、お人形の雰囲気や意味を表現してくれますので、繊細なものほど指の一本一本の動きから作られています。お雛様以外の三人官女や五人囃子など動きのある人形の手を見てみてみると、その表現力の違いが分かりやすいです。

お雛様の足はお人形を裏返してみないと見えませんが、プラスチックの足があるだけのものや、ちゃんと足袋を履いているものがあります。足袋を履いているから良い、というようなことは一概には言えませんが、裏側や腕の下のなどは、職人さんのこだわりが見えて面白い部分のひとつです。