吉貞人形とは

吉貞人形とは

人形の町 栃木県佐野市にて100年以上の歴史を持つ【現代の名工】輩出の人形工房

栃木県佐野市は、京都から日光東照宮への宿場町として栄えた街です。

東照宮造営で全国から集まった職人たちが住み着いて、人形を作ったことが始まりといわれています。

江戸時代から際物の街として知られ、正月に暮物として用いられる羽子板や破魔弓、

女の子の節句のお祝いに用いられる雛人形、男の子の節句のお祝い用の鎧兜など、節句人形の街として知られております。

とちぎの伝統工芸品

当工房の紹介動画

当店は「佐野衣装着雛」として指定されております。

左記動画にて、雛人形についてのお話をさせて頂いております。

栃木県伝統工芸品は、栃木県の風土と県民の生活の中ではぐくまれ、受け継がれてきた工芸品を「栃木県伝統工芸品」として指定しております。

3:00ほどの動画です。当工房のことが良くご理解いただけると思いますので是非ともご覧ください

おかげ様で当工房は下記の特徴にて100年以上にわたり、お客様に選んでいただいてまいりました。

  • その一

    当工房は国認定の【現代の名工】佐野市認定の【指定無形文化財】など各所から技能、技術のお墨付きをいただいております。

  • その二

    人形文化、節句の文化を継承し語り継ぐ専門資格保有【節句人形アドバイザー】【節句人形工芸士】が在籍しております

  • その三

    工房直結のショールム完備
    アフターも安心。
    東北道佐野インターより7分
    佐野プレミアムアウトレット5分

その一
現代の名工、指定無形文化財 人形の町に生まれた誇り
生命の誕生に関わる品物。  吉田吉貞の創作する第一級の節句人形

プロフィール

昭和9年、佐野市生まれ。
同29年、
人形師畦上寅吉氏に師事。
同33年、
帰郷し家業の雛人形製作従事。
同45年、
吉貞人形工房主催。
全国雛人形コンクール
東京通産局長賞受賞。
東京商工会議所会頭賞など受賞。
平成13年、
厚生労働大臣より卓越技能者
「現代の名工」として表彰。

受賞歴

昭和60年08月29日 (社)日本ひな人形協会
節句人形工芸士認定
平成08年11月29日  栃木県能力開発協会
卓越技能表賞
平成11年11月17日  栃木県知事
卓越技能表賞
平成13年11月22日 厚生労働大臣
【現代の名工】卓越技能表章
平成16年12月22日 佐野市教育委員会
佐野市指定無形文化財

その他活動

  • 平成06年下半期 下野新聞社 執筆
  • 平08年10月  史跡足利学校にて行幸啓に際し、天覧を賜る
  • 平成11年 天覧品(宇辰) ベルギー国王献上

正面から見た雛人形

正面から見た兜

正面から見た破魔弓飾り

斜め前を向いている雛人形

正面から見た現代の名工

伝統に則った写実的なつくり

綿を使った肉付けで柔らかい質感を大事にしています。
生地の風合いをなくさないように、下仕事の段階から心がけています。
また、衣装着雛は、襞(ひだ)の芸術とのこだわりから、袴穿かせにも工夫をしています。

長袴を揃えて立っている官女

官女

左右の足を揃えた状態でお腹を前に出さず、しかも余計な重りを使わない技法を用いています。
長袴を揃えて立った形を出そう工夫とした技法です。

躍動感のある立ち姿の五人囃子

五人囃子

ふみ出し、ふみ込み伝統技法による袴付により、躍動感ある写実的な作りになっています。
(踏み出し踏み込みは、出たり入ったりで呼吸を意味するのだそうです。)
産声に始まる呼吸、先人達が五人囃子をお子様の生命力を囃し立てる人形として配置した証となる伝統技法守っていきたいものです。

方袖を脱いだ随臣

随臣

方袖を脱いだ形の人形(春日権現記より)その下着を紅白の色で作っています。

伝統に則った写実的なつくり

下記は、重要文化財である紫裾濃鎧モデルです。
下の写真にあるように甲冑図鑑などを参考に忠実に制作しています。
強く逞しい男の子に育つよう、販売する甲冑も厳選しております。

甲冑の全体像

様々な角度から見た4枚の甲冑

兜鉢の星

兜鉢の星

一般品は金型で抜きますが、
当工房では、兜に一つ一つつ根気強い作業で装着つけていきます。

吹き返しの印伝

吹き返しの印伝

手作業で張り付けていきます。一印伝革を使用しています。

手彫り金具の鍬形台

手彫り金具の鍬形台

一般品は金型で抜いただけの加工品が多いのですが、この品物では鍬形の受け台に手彫り金具を使用しています。

蝙蝠付け

蝙蝠付け

紺白の帯の下の部分ですが、胴と縅の間を革と切り替えて本物に近い仕立てになっています。
量販品は縅糸が直接胴まで編みあげてある部分が多いです。

沢潟縅

沢潟縅

多くは一色の紐で編み上げますが、
色の切り替えを入れながら編んでいく。継ぎ目が見えないように苦心があります。

その二
情緒を育むための節句人形。節句とは何かを知ってもらう役割。
有資格者専任アドバイザーが推奨する日本本来の節句文化。

日本の節句に関する専門家がいる工房

節句人形アドバイザー

節句人形アドバイザーとは、節句行事や節句人形全般に関する豊富な知識を持った販売員を「一般社団法人、日本人形協会」が試験により審査し認定する資格制度です。
お客様が安心して節句人形をお買い求めいただけるよう、アドバイザーが最適なお人形選びをご提案させていただきます。

節句人形アドバイザー 吉田哲也

節句人形工芸士

本制度は、次の事を目的とし制定されました。
「我が国の長い伝統と歴史に培われた産業である正月用品、三月節句用品及び五月節句用品並びに日本人形等の製作に係る優秀な伝統的技術、技能を保持する者を節句人形工芸士に認定することにより、技術者に励みを与え、社会評価を高め、もって伝統的技術、技能の維持向上と、技術習得の意欲の増進を図り、ひいては、良質の作品を供給することにより業界の一層の発展に寄与する。
節句人形工芸士に認定されるには、次のような条件を満たす必要があります。

  • ○ (社)日本人形協会の会員である者。
  • ○ きわめてすぐれた技術、技能を有すると認められる者
  • ○ 技術、技能を通じて、他の技術者の模範と認められる者。

当工房では、

昭和60年吉田宏(吉貞)が(社)日本ひな人形協会より認定されました。
平成16年吉田哲也が(社)日本人形協会より認定されました。

その三
工房に直結した80坪のショールームを完備。
購入後のアフターも安心です。
雛人形、五月人形、暮物など100セット以上の品ぞろえでお待ちしております

駐車場完備
佐野プレミアムアウトレットより車で5分。
佐野市駅より2キロ
佐野駅より3.6キロ

アクセスマップへ

遠くから見た吉貞人形工房の外観

吉貞人形工房の外観

2017年3月5日より、五月人形展示会開催中です。
繁忙期は節句アドバイザーによるご案内も限られますので是非とも下記問い合わせフォームにてご予約下さい。

吉貞人形工房の店内の節句人形

吉貞人形工房の人形の展示コーナー

吉貞人形工房の人形の展示コーナー

吉貞人形工房の展示スペース

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