Q.五月人形 何歳まで飾る
A.五月人形を飾る意味にかかわるのかと思います。
五月人形の内飾りを祓いの文化とし、その赤ちゃんの
身代わりと考えた場合、一生飾っていただくのが一番良いことだと思います。
もともと祓いの行事に年齢制限があるわけではなく、お父さんの鎧や兜や人形とお子さんの鎧や兜や人形を一緒に飾って頂いていただけたら最高だと思います。
ただ、住宅事情や、医薬万能の社会となっています現代。一般的には、お子様が簡単に病気をしなくなったり、自身の健康管理などができるようになると意識が薄くなることも否めないように思います。
ちなみに、私どもは、娘ですが、二十歳を過ぎても欠かさず飾っています。
事故や、怪我の無いよう、幸せに生活していってくれるように新生児が生まれた時の、感動や、祈りの気持ちは、変わらないように思います。
そうした、祈り、願いから生まれてきた文化ですから。
伝統工芸品としてのお雛様について、少し話をしました。
PVをご覧になってみてください。
さのまるくんが当工房を取材した記事です。