昔は、嫁ぐ側のお家で用意して頂くのが常識だったようです。
これは、長い間、農業国家だった日本そして戸主制をとっていた事によるのではないかと考えております。
本家や分家、新家など結婚をした息子たちに農地や家を分け与えるのが、当たり前に行われており、行って見れば、嫁がれる側がそれだけの大きな財産を用意してあげるのだから、赤ちゃんの誕生に関するお祝い事は、嫁ぐ側で用意します。という事だったように思います。また今のように自由に実家に帰る事などできにくい時代だったでしょうから、お祝い品を持って、尋ねる事で、一人嫁いで行った娘を気遣う機会だったとも思われます。
現代では、各家族化が進み嫁ぐという意識も薄くなっていると思いますし、一方が大きな財政支援をしているとも限りません。
慣習を大事に考えるのも一つのやり方だと思いますし、現代にあった方法で行うののもよいかと思います。
誰が買うのか
まだまだ、嫁いだ側のご両親というケースが多いように思います。
嫁がれた側のご両親が自分の気に入った物を購入したいというケースもございます。
最近は、ご両家で折半などというケースもございます。
中には、親代わりの叔父叔母などというケースもあります。
一般には、赤ちゃんの祖父母や両親という事になると思います。赤ちゃんに愛情を注ぐ皆さんでご相談され、納得が行く形で買って頂ければと思います。