投稿日: 2015年9月28日2017年3月22日カテゴリー 【現代の名工】の話タグ 三人官女, 雛人形, 雛人形 意味, 雛人形 歴史Leave a comment 三人官女たちは婚礼の儀の進行役 -七段飾りを読み解く4- 三人官女たちは婚礼の儀の進行役 -七段飾りを読み解く4- 本来、両側の官女は神に仕える巫女の姿をしています。未婚の女性のため眉があり、左の官女は口を開き、右の官女は口を結んでいます。 中央の官女は待上臈(まちじょうろう)と呼ばれる年功を積んだ女性です。彼女は袿(うちき)を着て眉がなく、口を開けて祈っています。この女性は婚礼の司会をして祝詞(のりと)の口上を述べ、式三献(しきさんこん)の儀を進行させます。 では、三人官女たちが執り行う古来の結婚式の様子を、ひな壇を通してもう少し詳しく見ていきましょう。