【現代の名工】が継承する節句の話

世代三代の意味 -七段飾りを読み解く13-

世代三代の意味 -七段飾りを読み解く13-

伊勢神宮

伊勢の遷宮の際に、新しい橋がかかると渡初式(わたりはじめしき)が行われます。

この渡り初めには全国から3世代そろった元気な夫婦が呼ばれます。老夫婦、子供夫婦、孫夫婦が新しい橋を東西に渡り、長寿の橋を祈願するのです。

伊勢神宮

世代三代の三人仕丁は、一人前になるまでの人間のあり方を伝え、長寿への願いをこめたものといえます。

彼らも三人揃ってこそ意味をなす、ひな壇の大切な組雛です。

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