羽子板をなぜ飾っているのかについて考えてみました何回かに分けて書いてみようと思います。8回目
5.羽子板飾りについて1
突きばねについて
羽子板のいわれについて、書いてきました。付属の突き羽についても書いて見たいと思います。
無患子(むくろじ)の実として、語呂が良いので、私たちの業界で、(むくろじ)を 飾ることが重要なのでは、と錯覚させるような説明も多いように思います。
患わない子どもという意味で本来の書き方は、不患、ちょっと違う気がします。
そして羽根つき、トンボの目玉のように見え蚊を追い払うことにつながり縁起がよいということですが、もうひとつ羽根つきについてですが、秋の五穀豊穣、その折、鳥に秋の収穫物を取られないように 鳥追いの儀式である考えられます。
これを予祝として子供たちの中で羽根つきを 流行らせたものと考えます。