五月人形Q&A NO24

五月人形Q&A NO24

端午の節句とはどういう意味ですか?
男の子の誕生と、成長を祝う(神様にお願いする)行事となっています。 奈良時代から続く古い行事で、元々は月の【端】(始め)の【午】(うま)の日という意味で、現在の様に五月のみのものではありませんでした。
しかし、長い歴史の中で、いつのまにか五月五日に固定されてしまいました。
奈良・平安時代の端午には、災厄を避けるための行事が行われる重要な日でした。
節句とは、季節の節目の行事で、「節供」と書くこともあり、季節の節目に神に供え物をして、お下がりを親族や家族で
いただく行事という意味合いもありました。
鎌倉時代に入り武家社会に移ると、「菖蒲」と「尚武」(武士道を尊ぶことの意味)の音をかけて、端午の節句が尚武の節日として祝われるようになります。 そして、江戸時代になると次第に現在と近い形で端午の節句が祝われるようになりました。

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