Q.お供え物って何?
A.節句は、もともと節供と書きました。
節の神様にお供えをするの意味と考えられています。
そもそも節とは、昔の暦の中で、72,24,12など一年を分けて、
農耕民族であった日本が、この日に田植えをするといいとか、
刈り取りをするとか、草取りをするといいなど、お米をお米を中心に
農耕作業の指示が入っていたりして大変重大な役割をしていたようです。
その中で大きな季節の変わり目などに節供のお祭り日を設けたようです。
節供とは、季節循環の節目に、神様に、おうちに来てもらって、
お願いごとをする日、正月が一番有名ですが、お餅を供え、
同じものを家族が食することで力がもらえるという民間信仰です。
これは、町で行う御神輿などとは違い、お家の中で、そっと行われた
一般大衆の家族の祈りの文化(まつり)であったと考えられています。
その小さなお家の中のお祭りに、神様に来てもらうということで、
お供え物をしているわけです。
五月人形飾りの下に敷く緑(ヨモギ色)の毛氈を結界として、
神様をお招きしてお願い事をする場所を準備をしているわけで、
その中で、忘れてはいけないのがお供え物です。
五月は、柏餅ここにもいわれがあって、柏の葉は、新芽が出て行いと古い葉が散らないそうで、
昔の人が、畏敬の念を持って、自然を観察していたことに、感心します。
伝統工芸品としてのお雛様、五月人形について、少し話をしました。
PVをご覧になってみてください。
栃木県の伝統工芸品
さのまるくんが当工房を取材した記事です。
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